大工さんの道具

現場に置いてあった建築用の墨汁。
これは柱や壁の位置に印をつける「墨出 」という作業に
使われる墨汁です。

普通の墨汁だとばかり思っていましたが、
建築用はアルコールが入っていて固まりにくいと
大工の鈴木さんに教えてもらいました。

墨汁の後ろに移っているのが、
現在の墨出作業に使う道具なのですが、
昔は「墨壺」という道具を使っていました。
今、この墨壺を実際に使っている大工さんは数少ないようです。
宮大工さんとかは使っているのかな???

その話になって「一度見てみたいな」と言うと
大工の鈴木さん、軽トラから持ってきてくれました。
「これはプラスチック製だけど、
木製の手作りのものは数万円するんだよ!」
と教えてくれました。
木製のものは家に大事にとってあるそうです。

今は、柱や梁も工場で加工してくるので、
墨を出すという作業自体が少なくなってきています。
大工さんの負担は少なくなっていますが、
大工さんの技術を継承していくチャンスも少なくなっているのは残念です・・・。
大工さんてほんとうにすごい!!